この度は、私どもJAおおいた大分味一ねぎ生産部会の『大分味一ねぎ』をご購入頂きまして、誠にありがとうございます。
私たちの味一ねぎはいかがでしたでしょうか?どんなメニューで味わっていただきましたか?
大分県宇佐・中津・国東・杵築市は、なだらかな山々と宇佐平野に挟まれた、比較的落ち着いた気候に恵まれた農作物を育てるのに適した土地です。
土から栄養分と水分をしっかり吸収し、シャキシャキとした食感と、臭みの少ないまろやかな甘さが、大分味一ねぎの特徴です。
栽培期間は夏は60日、冬は120日。シャキシャキとした食感を出すために、有機質を中心とした土作りと適度な水やりが重要です。
まずは土作り。同じハウスで連作すると、どうしても土が本来もっている栄養分がなくなってしまいます。栄養分を保つため、独自に開発した堆肥を中心とした土に与えています。
この堆肥は、契約農家から仕入れた牛糞などの動物性肥料を1年間じっくりと発酵させたもの。水分を適度に保つことができ、栄養分をたっぷり含んでいます。
そして水やり。味一ねぎは水を与えすぎても根腐れをおこし、葉が柔らかくなってしまいます。水が足りなければ、葉先まで浸透せず、枯れてしまいます。
毎日20cmほど土を掘り、湿っているかどうか確認しながら適切な量を与えます。ねぎは水を欲することで、シャキシャキした食感になります。特に収穫前はあえて水を与えないこともあるんですよ。
みなさんの食卓でも、小ねぎは薬味に使われることが多いのではないでしょうか。生産部会では、「味一ねぎを食卓の主役にする」をモットーにオリジナルレシピも開発しています。
本来の美味しさを味わっていただくために、おすすめしたいメニューが「ねぎ焼き」や「チヂミ」です。味一ねぎをたっぷり入れ、カリッと焼き目をつけてお召し上がり下さい。お酒のおつまみにピッタリです。
近年は異常気象(地球温暖化やゲリラ豪雨)に対応した栽培管理や、生産コストの上昇で苦労しております。また、今年度は梅雨明けが早く、例年より高温期が長くなることが予想されるため高温障害等の対策が必要です。
年間を通して安定した品質を目指し、皆さんに安心してご購入いただけるよう取り組んでいます。
薬味だけではなく、食卓の主役を飾れるよう様々な食べ方を提案していきたいです。土耕特有の香り豊かな大分味一ねぎをご賞味ください!
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