こんにちは!JAびらとり野菜生産振興会と申します。
この度は『とことん味にこだわった桃太郎トマト』をご購入いただき、ありがとうございます。
私たちがトマトを作っている北海道平取(びらとり)地区は、日高山脈を源とした清流、沙流川沿いに広がっています。
平取地区は北海道でも涼しい気候でトマトの一大産地です。ここでは朝晩の気温差が大きいため甘くておいしい「桃太郎トマト」ができます。
私たちはトマトの味が落ちやすい夏場でも美味しいトマトをお届けできるように、「自根栽培」と「自家育苗」にこだわっています。
「自根栽培」とは、収穫するトマトそのものの苗で育てるという意味です。そんなのは当たり前なのでは?と思われる方も多いと思います。が、多くのトマトは台木という病気に強かったり丈夫な品種の苗に接ぎ木をして栽培しています。
「自根栽培」は昔ながらの栽培方法で、自分の苗で育ったトマトは味わいや香りが強いのが特徴です。
桃太郎という品種は甘みと酸味のバランスがとれており、果肉がしっかりしております。
自根栽培によってこの特徴を存分に味わっていただけるトマトになっていると思います。
また、JAが苗を一括で育てており、各農家はJAから受け取った苗でトマトを育てます。
他から苗を仕入れているとどうしても品質のバラつきが出てしまうので、私たちは自分たちで苗を育てることにこだわっています。
昨年ヘタ周りの黄変が多発してしまったため、遮光カーテンを使用したり、窒素過多になるとリコピンの生成不良で黄変が出やすくなってしまうため、元肥を抑えるなどの対策を行いながら今シーズンの栽培に取り組みました。
今年は、例年よりも雪解けが早く4月まで好天に恵まれていましたが、5月に入り気温が低い日が続いた影響で生育が遅れ気味ですが、品質はよい状態が保てています。新たな対策の効果が少しづづ出てきていると感じています。
さらにトマトの味が落ちやすい夏場でも美味しいトマトをいつもお届けしたいという想いから、光センサーを使って一定の糖度を超えたものだけを出荷しています。
人の力と機械の力によって、いつでも安定した美味しさのトマトをお届けいたします!
私たちのトマトは甘みと酸味のバランスがとても良いので、サラダなど生食でその味わいを存分に味わっていただけると思います。
また、トマトが少し苦手な方にはスープ、炒めものなど加熱調理をするのもおすすめです。加熱するとトマトの青臭さが軽減されますし、びらとりのトマトはしっかりと甘みがあるので美味しくいただけると思います!
私達が大切に育てているトマトをどうぞ召し上がってください。
また、びらとりでは就農を支援する体制がしっかり整っています。私たちと一緒にトマトを作ってくれる方もお待ちしております。詳しくは平取町のHPからどうぞ。
今後ともよろしくお願い致します。
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