熊本果樹研究会はデコポン(肥の豊)を栽培しております。
生産地は、八代海の神秘の火=不知火(蜃気楼)が拝める地域にあります。
不知火は毎年旧暦の8月1日深夜から数時間だけ見られる現象です。
夜の海上に浮かぶ灯火が見れた瞬間の光景は一生忘れません。ぜひ、時期になりましたら熊本県宇城へお越し下さい。
今では皆さまもよくご存知のデコポンをさらに進化させた品種が“肥の豊”です。“肥の豊”は熊本県限定で生産している品種です。
デコポンの3つの特徴(香りがよい、皮がむきやすい、種が少ない)に、減酸(酸抜けがよい)が加わりました。そのため一段と甘く感じられます。
果樹は植え替えてからその実がなるまでに相応の歳月を待たなければなりません。
そのため、従来の”不知火”という品種から “肥の豊”へ植え替えて栽培している生産者はまだ少数です。
それでも食味を大切にする我々は、甘くて酸味が少ない“肥の豊” の味が多くの人に好まれると信じており、
年々”肥の豊”の樹へ植え替えをしていただける生産者は増えております。
デコの部分を最初に取ることで剥きやすくなります。薄皮も柔らかいので、皮ごとお食べ下さい。
本年は熊本デコポン誕生30年を迎える記念する年となりました。台風、水害、暖冬等と言われていますが、生産者の努力はもちろん、最も重要な10月以降の気象条件もプラスとなり、記念する年にふさわしい熊本デコポンの仕上がりとなっています。
熊本デコポンは栽培段階から選果において数々の厳しいチェックにをクリアしないとデコポンとして出荷販売できませんが、
おかげさまで本年はデコポンとして出荷出来る割合が高い状況にあります。今後とも是非よろしくお願い致します。
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