愛情たっぷりんごシリーズを生産している花田です。
この度は、私たちの作ったりんごを購入して頂きありがとうございました。
私は、50年以上歴史のあるこの農園を受け継いだ3代目になります。
私自身も20年以上りんごをつくっており、ずっと大事にしてきたことがあります。
それは「実は枝で育ち、枝は幹で育ち、幹は根で成長する。だから土をとことん大切にし、土にやさしくありたい」ということです。
おいしいりんご作りの基本は土作り。独自の有機質堆肥を施肥し、団粒化した土作りに取り組んでいます。
今年施肥した堆肥は、3年かけて土壌に栄養が吸収されるので毎年毎年の積み重ねを大事にしています。
農薬を減らした栽培方法(特別栽培農産物認証取得)などが認められ、今では県のモデル生産者に選ばれ、大事にしてきたことが間違っていなかったと思えています。
私たちの農園はりんご栽培が有名な弘前市にあり、岩木山麓の寒暖差の大きな地域です。寒暖差が大きいことで、糖度が高くなりやすく、実がしまった食感のよいりんごができます。
通常皮の色だけを見て色付きが良くなれば収穫しますが、一歩間違えれば未熟なりんごを収穫してしまいます。ギリギリまで木に実らせ、熟練の目で一つ一つ観察しながら熟度の高い絶妙なタイミングで収穫しています。もともと土地柄に恵まれていますが、収穫のタイミングを見極めることによって、さらに美味しいりんごをお届けできるよう努力しています!
近年は、これまで経験したことのないような天候不順や異常気象が起こり、春は霜被害で花芽がやられたり、夏は高温の日が多かったり、秋は台風でりんごが落果する心配がありとても大変です。
特に今年は8月上旬に大雨が続き、園地の一部に水が溜まった所もありましたが、全体としては大きな被害はなく順調に生育しています。今年もおいしいりんごをお届けできるように、その時期その時期の作業を毎日丁寧に行っています。
今回手に取って頂いた『サンつがる』は、無袋栽培なので太陽の光をたっぷりと浴びている分甘みが強く、果汁たっぷりでシャリシャリした食感が特長です。まずは冷やして生のまま召し上がってみて下さい!
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