こんにちは。私たちは、手紙のついた野菜『ふらの玉ねぎ』を栽培している、ＪＡふらの玉ねぎ部会です。
『ふらの玉ねぎ』に興味をもって頂きありがとうございます。

私たちの産地は、山に囲まれた盆地なので、1日の気温の変化が大きく、また1年の気温の変化もとても大きい地域です。夏は30度を超え、冬はマイナス30度に迫ることもあります。昼夜の寒暖差が大きいため、玉ねぎはしっかりとした旨みと甘みを蓄えることができます。
富良野周辺は元々雨が少ない地域で、近年の猛暑では特に、玉ねぎに必要な水をどうやって補うか、タイミングや量の見極めがとても重要になります。日中気温が上がると水分が蒸発してしまうので、夕方から夜中にかけて灌水を行います。寝る時間が少なくなり、日中は下草取り作業もあるので体力的にとても大変ですが、皆さまに『ふらの玉ねぎ』を召し上がっていただきたい、その一心で栽培に取り組んでおります。

今年は高温だけでなく、収穫期の連続的な雨に悩まされ、生育管理は一層難しい年になりました。今後の天候も見ながら慎重に管理していく必要があります。

現在、肥料や農薬などの資材費も高騰していますが、265名の生産者が知恵を出し合いながら、安心・安全でおいしい玉ねぎをお届けできるよう取り組んでいます。
自然に逆らうのではなく、自然に寄り添いながら、日々畑と向き合っています。

『ふらの玉ねぎ』は加熱することで一層甘みが増し、ステーキやスープ、薬味など幅広くお楽しみいただけます。今年も心を込めて育てた自慢の玉ねぎです！ぜひご賞味ください。