有機柿の生産者を代表して、かつらぎ町有機栽培実践グループが手紙を書かせていただきます。
私たちは、日本ではじめて“種なし柿”の有機JASを取得いたしました。
「つくる人、食べる人がずっと健康でいられる農作物をつくりたい。」と、
30年以上前から環境に負荷をかけず生態系を壊さない果物をつくり続けています。
私たちの畑は和歌山県の北側、かつらぎ町というところにあります。
おどろくほど急で転げ落ちそうな斜面を登ると、紀の川流域を一望できる見晴らしの良い畑へと辿りつきます。

日当たりの良い急斜面ではつやつやした葉が一日中太陽の光を浴び、柿本来の上品な甘さを引き出してくれます。
とっても甘くて美味しいだけに、害虫にはとても悩まされます。
そのため、慣れない人では立っているのも怖いくらいの急斜面で害虫や病気の駆除などの作業をしています。
こういった苦労や努力によって、すっきりとした甘～い有機種なし柿ができあがります。

今年も「ついついもう一個、とたくさんたべたくなる柿。」に仕上がっています！
お客様の健康を願い、丹精込めて育てた柿をどうぞよろしくお願いいたします。