筑紫平野に広がる福岡県三井地区のハウスの中では、鮮やかな色の若葉たちが柔らかい陽射しを浴びて、一斉に育ち始める。

今回訪れたのは暑い夏が過ぎようとしている福岡県三井地区のコスモファーム。

午前9時に訪れた時には、みなさんは既に大忙し。

葉の育ち具合を確かめて出荷できる大きさのものは次々に収穫し、トラックに運び込んでいた。

多忙な収穫の最中にも関わらず収穫の手を休めて対応してくれたのは稲吉将法さん。

コスモファームのベビーリーフについて説明してくれた。

「うちの一番のこだわりはやっぱり“鮮度”!

新鮮で柔らかいベビーリーフをお客さんにお届けするため、収穫してから予冷をかけるまでの時間を少しでも抑えるために収穫は毎日大忙しなんです。ベビーリーフは、種を播いてから収穫するまでの間は約2~3週間。育てている期間が短い分、手間がかかっていないように思われますが、ちょっとした気温の変化で育ちすぎて葉が大きくなってしまったりするので、常に目を配っていなきゃいけないからとても大変なんですよ。」

稲吉さんは28歳の若さでベビーリーフの収穫から出荷までを任されており、コスモファームでは重要な役目を担っている。そのせいか、苦労話をする笑顔もちょっと誇らしい。

大切に育てているベビーリーフの葉を一つ一つ丁寧に触りながら、生育を確かめる姿は柔らかい眼差しながら真剣そのもの。

「一番悔しいのはベビーリーフを待っているお客さんが居るのに天候の影響等を受けて数量が少なくて出荷ができないとき。

安心して美味しいベビーリーフをお客さんに召し上がって頂くために皆で頑張っているのに、お客さんのご要望に応えられない時が一番悔しいです。

そういうことが出来るだけ無くなるように、毎日一つ一つのハウスをチェックしながら、日々の生育状況を確認してるんですよ。」

お店にいけば年中買うことができるベビーリーフは、実はこういう一つ一つの思いを重ねることで、お客様の手に届いている。

ベビーリーフは高温に弱いので、6年ほど前に北海道に60棟のハウスを建てて夏場は北海道でベビーリーフを育てている。

ここ2~3年は、北海道でも夏の気温が高いので、ハウスに日除けを張ったり、日々の生育状況と天候に注意して栽培計画を立て直す等をして懸命に対応している。

お客様にお届けする最終段階の選別作業には一際気を遣っており、特製の網を使ってまだ小さい葉っぱや異物が混ざっていないかを十分チェック。

その後も、包装前に2回のチェックを徹底しておこなっています。

新鮮で柔らかい歯ごたえが特徴のコスモファームのベビーリーフは、鮮度にこだわるため空輸便を使うことで、収穫してから翌日には皆さんの手元に届いている。

それは美味しいものを美味しい状態で出来るだけ早くお客様に召し上がって頂きたいというコスモファームの気持ちの表れ。

是非、そんな気持ちを思い出して頂いて新鮮な若葉たちを召し上がって頂ければ幸いです。

 

 


熟成の時。

JA周桑
もみじ玉ねぎ

深い根づき。

JAおおいた大分味一ねぎ生産部会
大分味一ねぎ